いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

秋の萌しとショッピング

こんな気候がずっと続けばいいのに。

 

大阪の人は今日そんなふうに思っていたのではないか。半袖一枚で汗をかかずに心地よく過ごせる。夏のいやらしさは皆無だ。秋がもうすぐそばにまで迫っている。自転車を走らせながらそのように感じた。

 

今日は先日撮影したスタジオアリスでのアルバムが出来上がったので、それをとりにEXPOシティを訪れていた。もちろんせっかくなのでショッピングも楽しむ。それぞれにゆっくり見て回り、秋に向けた洋服などを購入した。

 

またフードコートでは、窓際のゆったりとしたスペースを幸いにも確保できたことで、これまでにないほど優雅に昼食をとることができた。いつも遅い娘が食べ終わるのを待つのも苦痛ではなかった。座る席でここまで満足度が変わるなんて。今後に向けての大きな気づきが得られた。

 

ショッピングの途中、ショップを回りたい妻とベビーカーに座る息子と別れ、私と娘で別行動をとった。娘は宝石探しゲームに参加し、その後はふたり手を繋いでしばしモール内を散策した。

 

それぞれが気になる店には入って品物を物色した。途中、娘が気に入ったカチューシャがあったのでその場で買ってあげた。娘はわかりやすく私に媚びを売ってきたが、なんにせよ喜んでくれてよかった。後で妻からカチューシャの値段を聞かれ、少しばかり呆れられたのだけれど。

 

家に帰ってスタジオで受け取った写真を見ると、思ったとおりの出来栄えで嬉しくなった。子供たちも嬉しそうにアルバムを覗き込み、可愛い可愛いとお互いに褒めあっていた。

 

さっそく壁置きパネルは部屋に飾り、娘はキーホルダーを幼稚園のカバンに付けていた。写真立ては仕事机の近くにも置いた。仕事中の癒しとして今後なんども活用することになりそうだ。アルバムもまた改めて妻とふたりで開いて、子供らの成長を喜び合いたい。