いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

伸びゆくセンテンス

最近の娘は一段と喋れるようになってきた。

 

私たちの言葉を理解し、自分でもどんどん使うことで習得している。人形遊びをするときに一人で何役もこなし会話しているのも、上達の鍵となっているのだと思う。

 

以下、昨日娘が発して感心した言葉たちを紹介する。

 

「ぱずる、かたづけたから、ぶろっく、しようね」

 

次々におもちゃを出そうとするので「お片付けしてから!」と、妻から叱られた後に言ったセリフ。実際に私と一緒にパズルを片付けた。娘は私たちに「偉いねー」と褒められそうなことは、もれなく報告してくる。

 

「あめ、ふってるから、きをつけてね」

 

私が夕方、近所のスーパーに買い出しに行くときに言われた言葉。見送りのために玄関先まで妻と来て、こんな優しい言葉をかけてくれた。これも妻の真似をしているのだろうが、とても嬉しい気持ちになった。

 

「みにおんのおうち、さいきん、いったねー、楽しかったねー、またいきたいねー」

 

場所はお風呂。ミニオンのおうちとは、USJのことである。このごろ「さいきん」とか「このまえ」とか「きのう」とかをしっかりと使う。使い分けを教えるのも難しい言葉たちなのに。子供ってすごいなと改めて思う。


さて、そんなどんどんと成長している娘だが、やはり2歳。まだまだ子供っぽいところもある。昨日の深夜、涙ながらに訴えた彼女のセリフはこれだった。

 

「ねんね、したくなーい!!」

 

たまに幼児らしい面が見られると少しだけ安心する。そして、そこのギャップがそこはかとなく愛おしいのだ。