いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

そわつくテンカウント

連休のはじまりはいつも静かだ。

 

普段の週末となんら変わらない顔でやって来る。それゆえにすぐには実感が湧かない。それでも今日からGWに入ったのだろう。喜びに満ちた10連休が始まる。

 

正直なところ、私は例年のGWにおいても、飛び石連休の間を年休で埋め、毎年10連休くらいにしていた。そのため今年の日数に関しても特に感動はない。むしろ多くの人も10連休であるが為に、どこに行っても混雑するのだろうなぁと、少しだけ辟易としてしまっている。

 

そして「10」と言う数字も数えやすくて厄介だ。

 

この数字が日を追う毎に一つずつ減っていき、半分を折り返したくらいからはそわそわと焦る気持ちが芽生えてくるのだろう。5日後の自分の心情が容易に想像できる。まさに日常へと戻されるそわつくテンカウント。それをこれから指折り数えていくことになるのだ。

 

と、とりあえず思いつく限りのネガティブ事は吐いた。

 

あとは正直、ポジティブなことしか残らない。今日から10日間も、大好きな家族とずっと一緒にいられ、のんびりと楽しい日々を過ごすことができるのだ。これが嬉しくないわけがないではないか。

 

既にだいたいの計画は立てているので、あとは天気も見ながら、無理だけはしないよう日々を送っていこうと思う。今日はさっそくテントを持って、広々とした公園にピクニックに行く予定だ。

 

必ずや今年も楽しいGWにしよう。家族みんなで健康に過ごせさえすれば、自ずとそうなるに違いない。