いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

コロナの影響

新型コロナの影響で、仕事が降ってきた。

 

部門長から緊急オーダーが出たのだ。急ぎ、最悪のケースを想定した自組織としての『パンデミック対策』をまとめろ、との指令だ。

 

もとは先輩が受ける予定だったが、別オーダーを対応中とのことで、私に話が回ってきた。私も今月から昇格し、ランクで言えば先輩と同格になったことも考慮されているのだろう。さっそく試されている場面なので、臨むところだと思った。

 

対策は、以下の2つのパターンを想定してつくることにした。①ビルに立ち入りができなくなった場合、②社員全員が外出禁止となった場合。それらの場合でも業務を支障なく継続させられるよう、具体的な対策を考えるのだ。期間は潜伏期間を考慮し「16日間」と設定した。

 

一見どちらも同じような印象を受ける。しかし①の場合は別ビル環境を用いた対応もできるが、②は自宅から動けないため、在宅でできる範囲のみ、もしくは別組織の人に依頼する、という手段しかとれない点で異なる。

 

私が総括を務める組織には約400人が所属する。業務ではあるビルにしか存在しない専用端末も用いるため、出社不可となった場合の代替案を考えるのが難しかった。

 

昨日は、昼に指令を受け、急遽4時間の残業を出し、なんとか第一案をまとめあげた。今日の朝一で部門長へと説明に入る予定である。最近ゆるい仕事ばかりだったので、久しぶりにヒリヒリを感じられて楽しんでいる。

 

数ヶ月後の異動では私にも役職がつくため、このような突発業務も増えることが想定されている。よい予行演習だ。これをチャンスだと思い、成長痛を感じられるほどに自分に負荷をかけられたらな、と思っている。