いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

歯石をごっそり

下前歯の裏の輪郭を舌で何度もさすってしまう。

 

今日昼前に歯医者に行ったのだ。親知らずの抜歯は来週に実施するのだが、それまでの隙間時間に歯石取りとクリーニングをしてもらったのだ。

 

クリニックに通い始めまだ2回目だが、早くも居心地の良さを感じ始めている。こじんまりとしているが、施設が新しくスタッフの皆さんも良い雰囲気なのだ。

 

軽く口をゆすぐと、すぐに歯科衛生士さんが歯石取りを始めてくれた。歯科クリニック特有の、キイィーンという甲高い硬質な音が耳元で鳴り響く。

 

たまに若干の痛みはあったものの、淡々と作業が進んでいった。もっとも歯石が溜まっていた下前歯のところに差し掛かると、丹念に器具を押し当て集中的な削り作業に従事してくれた。

 

作業が終わり、口をゆすいだ後に舌で触ってみると、ここ十数年感じたことのない、歯一本一本の輪郭が感じ取れて驚いた。視覚でも確認できていたが、いかに歯石が詰まっていたことを再確認できた。

 

その後、全体的にクリーニングも実施してもらい口内が本当にスッキリした。対応頂いた歯科衛生士さんにお礼を言い、晴々した気持ちで診察室から退室した。

 

そして驚いたのはお会計だ。こんなに丁寧な作業をしてもらい、口内を清めてもらったのに、保険適用でわずか千円程度だったのである。こんなに安価でやってもらえるのなら、これまでもやって貰えばよかった。今後は定期検診に通おうと心に決めた。

 

さて、次回はいよいよ親知らずの抜歯である。まずは右側の上下二本。動画等を見ると少しドキドキするのだが、また口内環境がひとつ整うのは楽しみである。