いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

SUITS

漠然とではあるが、ジェイムズ・ボンドをはじめスーツを着こなす大人の男性に憧れをもっている。

f:id:pto6:20181120072208j:image

現在の月9ドラマ『SUITS』も、毎回登場人物たちのスーツ姿に惚れ惚れとしながら楽しく観ている。

 

しかし残念なことに、今の私は自分の着るスーツに一切の拘りをもっていない。お手軽なオーダーメイドものは2着ほどもってはいるが、普段会社に着ていくのは所謂『着つぶす用』の廉価スーツだ。

 

ただ最近、それらがあまりにもヨレヨレで、しかも私が学校の制服よろしく毎日同じものばかりを会社に着ていくので、呆れた妻が私にスーツの新調を提案してきた(というか、ほぼ指令だ)。

 

そんなわけで、昨日は会社からマンションまでの帰り道、AOKIに立ち寄り、新しいスーツを買ってきた。

 

ここでも当然拘りが出るわけがなく、安くて(2万弱)、洗濯機で洗えて、ストレッチの利いた、スーツであればなんでもいいというスタンスで店内に入った。

 

案の定、それらの条件を満たすスーツは数えるほどしかなく、私はその中からサイズが合い、ノータックであるものを選んだ。一応は試着してから即決定。早々に目的を果たした。

 

しかし店員さんが言うには、2着買えばさらに安くなるらしい。私は早速2着目を選ぶことにした。

 

同じデザインはさすがに嫌なので、違う物で同じ条件のものを探した。若干元値が前よりも高い物となったが、割引されるので1枚目よりも安い計算だ。

 

予想外に1着増えたが、それでもものの数十分でミッションクリア。早速レジに行こうとしていたのだが、なんでも店員さん曰く、2着買った人はコートも買うとお安くなるらしい。

 

そういえば、コートも就活以来買い換えていない。一応妻にも電話で相談してみたが、当然「GO(買え!)」の御達し。軽くて、暖かくて、痛みにくい条件で、1着のコートを選んだ。

 

結局スーツ2着、コート1着をお買い上げ。店員さんに言われるがままの“いいカモ”に成り果てたが、締めて5万円台で買えたので上々だろう。(うん、いいかも)

 

スーツの手直しが完了するのは今週の木曜日だそうだ。今週末とりに行って、来週から早速着回しをはじめよう。なんだかんだで楽しみである。

 

ただ、帰り道に抱いたのが「あぁ、これでしばらくはスーツを買いに行かなくていいなぁ」という感情で、改めて、ジェームズ・ボンドへの道は遠いなぁと痛感させられたのであった。