いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ふたりっきりの週末を終えて

妻が帰ってきてふたたび3人に戻った。

 

結婚式に参加してきた妻は、友人達と久しぶりにたくさん話せたようだ。帰りには岡山の後楽園にも立ち寄り、しばしひとり旅を満喫したらしい。

 

その間私と娘は、とにかくふたりで遊び尽くした。1日目は公園遊びから帰って昼寝すると、夕方にはまた別の公園へと出かけ、その後には近くのペットショップなどを見て回った。

 

夜はふたりでお風呂に入り早めの就寝。いつも寝るときママに抱っこをせがむので少し心配していたが、とくにふにゃふにゃ言うこともなく、大人しく眠ってくれた。

 

2日目もふたたび公園へ。前日とは別のエリアにまで足を伸ばし(そこには巨大な総合遊具と広々とした砂場がある)、そこでも1時間半ほど遊んだ。

 

娘はもってきたアンパンマンの砂場セットで遊び、多くの子ども達と競うようにすべり台を滑っていた。(その勢いに見ているこっちはハラハラするくらい)

 

公園から帰り昼食を食べると、娘はベッドで寝てしまった。寝かしつけていた私も一緒に。そして夕方目覚めると、妻がちょうど帰ってきたところだった。

 

ふりかえれば1泊2日、ママがいないことで娘が不安定になることは一度もなかった。

 

私も改めて自信がついたし、妻も安心したようだ。これでまた同じような機会があっても、妻を躊躇なく送り出すことができる。

 

また慣れない包丁やフライパンを握り、娘のために料理もしたのだが、自分が作ったものを美味しそうに食べてもらうという嬉しさも味わった。他では味わえない充実感を抱くことができた。

 

それもこれもお利口な娘のおかげだ。私は2日間の感謝も込めて、娘にアイスを買ってあげた。お風呂上がりに娘とふたりで食べた。とても嬉しそうに味わっていた。

 

私にとって娘とふたりっきりで過ごす時間は、新鮮で楽しいものだった。いつもは妻と私で分散されている娘の興味が私だけに集中されるので、なんだか独占しているような贅沢な気持ちを味わった。

 

とはいえ、やはり家族3人揃っているときの安心感には敵わない。妻が無事に帰ってきてくれて良かった。また今日から、家族みんなで楽しい時間を過ごそう。