いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

退職への道①

転職活動の内定先に行く決心をした。

 

週末に転職経験者、それも私が次に行く会社も経験したことのある友人にいろいろと話を聞いた。当然ながら良い面、悪い面があるわけだが、総合的に考えて、新しい環境に挑戦する道を選ぶことにした。

 

そんなわけで本日、先週のうちからアポをとっていた課長と、退社の意向を伝えるための面談を実施した。コロナ騒動のせいで急遽リモートになったのだが、おかげで緊張も少なくて済み、冷静に自分の意向を伝えることができた。

 

先週のアポ取りの時点で「大切な話がある」と、意味深に仄めかしていたので、課長もそれなりの覚悟をもって臨んだと思うのだが、それでもさすがに退社とまでは想像してなかったようだ。頭の中がぐちゃぐちゃだからと、15分ほどで面談は終了した。

 

それでも私の退社の意向と、その決心が固いということはしっかり受け止めたと言ってくれて、以降の対応は部長らにも相談した後に、改めて連絡してくれるということになった。

 

優しい上司なので少しばかり心苦しかったが、転職をする上では避けては通れない工程なので心を冷静に保った。信頼していないわけではないが、変に退社の承諾を長引かせられたらいけないので、面談終わりには証跡を残すためメールも送付した。これで本日時点で退社の意向を伝えた事実が形にも残る。

 

残っている年休はかなりあるので、退社までに全てを使い切ることはほぼほぼ諦めてはいるのだが、それでもできる限りは使っておきたいので、午前中に面談を終えた後は、事前に時間休を申請していた。

 

会社端末との接続を切ると、そのまま転職先の会社から受領していた内定通知書にサインを書き、エージェントに送付した。そこに書かれた条件面も友人には確認してもらっており、これ以上ないほどの好条件だと太鼓判を押してもらっていた。

 

それらの対応を終わらせると、妻と息子をつれて近所の海鮮屋に行き、豪華な昼食をとった。今の会社に退社の意向を示し、次の会社に入社の意向を示した。まずは転職に向けた第一歩。そのお祝いだ。

 

ここから先も長く面倒な道が続くが、自分の人生をより良くするために必要なことなので、一歩一歩着実に、手続きを進めていきたいなと思っている。