いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

現職での最終出勤日(仮)

今日が『一応』今の会社での最終勤務日だった。

 

『一応』と書いたのは、正式な会社側の決裁はまだ終わっていないからだ。ゆえに退社に伴う事務手続きもそれ待ちの状態で、会社メンバーに対しても正式に退社の挨拶ができていない。

 

ただ、そんなノロノロとした会社側の対応を待っていると、ずるずるといたずらに勤務日が増えてしまいそうなので、引き継ぎを終えたこのタイミングで、先んじて年休消化に入らせてもらった。

 

一応は上長に退職の意を伝えてから二週間が経っているわけだし、これでも全ての年休を消化できるわけでもない。そもそも「引き継ぎをやってくれれば最終出勤日は決めてくれていい」とこちらに委ねてくれたのは課長なので、感謝こそしつつも、そこに後ろめたさは感じなくてもよいはずだ。

 

業務の引き継ぎは後輩に一週間付きっきりで実施した。そもそも彼にだけは数ヶ月前から転職活動のことを伝えており、昨年末から徐々に引き継ぎを始めていた。引き継ぎとしては十二分にやった。

 

これで業務が回らないのは新体制の問題である。単純にふたりぶんの作業量をひとりで担う形となるので、それのせいで仕事が捌けないと思われる。去り際には、新体制の問題を上司に相談するよう後輩と同僚には助言をしておいた。私が言える立場ではないのだが、これだとあまりに後輩がキツすぎる。

 

ただ年休消化中も、遠慮せずに電話していいと後輩や同僚たちには伝えている。こんなにも年休消化をさせてくれるのだから、せめてもの誠意として、私もそれくらいはさせてもらわなければなるまい。

 

そんなわけで、完全にはスッキリとしないのだが、一応は明日から二ヶ月間、次の会社の入社まで長期休暇となる。仕事の勉強、投資運用の勉強、英語の勉強、体力作りとダイエットは少なくともする計画だ。ある程度の緊張感を持って日々過ごしたい。