いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

おかえり

妻と娘が帰ってくる。実に16日ぶりの再会だ。

 

朝起きると少しだけ読書をし、その後は妻たちを迎える準備をした。洗濯をし、家中に掃除機をかける。

 

朝ごはんはお茶漬けを食べた。その間、パソコンを立ち上げ、製作した旅行用プレイリストをCDに焼く準備を済ます。後は妻からも意見をもらい完成させよう。

 

新大阪駅まで迎えに行く途中、最近味わったことのない高揚感に包まれていることに気づいた。理由は明白だ。踏み出す足が軽やかに大地を蹴る。

 

待ち合わせの改札口に到着する。しばらくすると、向こうから歩いてくる妻と娘の姿が目に入った。

 

おかえり。妻と娘よ。そして、愛する私の日常よ。