いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ソロ充

ソロ充という言葉があるらしい。

 

今朝、とあるブログを読んでいて見つけた。リア充の派生語で、一人を楽しんでいる人を指す言葉らしい。なんだか、今の私には妙に心惹かれる言葉だった。

 

というのも、遂に明日、帰省中だった妻と娘が帰ってくるのだ。当然とても嬉しい気持ちなのだが、その一方で、残り一日で“ひとりの今だからこそできること”をやらなきゃ、という焦りにも似た感情に駆られている。

 

そんな私が、今朝起きて真っ先にやったこと。それはやっぱり読書だった。先日ふいに目に止まり読み返していたハードカバーの小説を、これまで以上にピッチを上げ読み進めたのだ。

 

文庫本や新書なら、鞄に忍ばせ通勤中にも読むことができるのだが、ハードカバーの本だとなかなかそうはできない。是非とも時間のある今のうちに家の中で読み終えておきたい、そんな心境なのだ。

 

また、我が家の数少ない漫画『宇宙兄弟』も、1巻から読み返しはじめた。これも本棚に綺麗に並べたことで、改めて読み返したい欲が沸いていたものだった。

 

久しぶりに最初から物語を辿っているのだが、この漫画はやはり面白い。今でも新鮮に心を震わせてくれる。家族や仲間との絆、夢をもつ大切さ、仕事に向き合う格好良さ、そんなことを再確認させてくれる漫画だ。

 

そんな感じで、私は今日も家の中で一日を過ごしてしまいそうだ。他には映画も見たいし、音楽も聴きたいし、やりたいことは尽きない。

 

私にとってのソロ充とは、大好きな作品の海にどっぷりと浸かることのようだ。とことんインドアな奴だな、と自分自身でも思ってしまう。

 

でも、明日以降はまた、家族とたくさんの時間を過ごせるように、今のうちにたっぷりとソロ充を堪能しておかねばなるまい。さぁ、急げ、急げ。