いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

キビキビ

前日に「キビキビしてる」と妻に指摘されたことで、昨日は会社でもたびたびそのことを意識させられた。

 

言われてみればそうかもしれない。会社では普段からキビキビと振る舞おうとしている気がする。なにより仕事において言えば、私はキビキビした人が好きなのだ。

 

行動やレスポンスが速い人はそれだけで優秀さを感じさせられる。おそらくは自分もそのように見せたいという心理がはたらいているのだろう。まあ、単にせっかちな性格だということもあるのだろうけれど。

 

昨日は部門長も出社していたので、出席される会議の事前準備や遠隔説明を行う際のセッティング等も、総括である私が行った。どれも段取りよく進められ、小さくお礼も言われた。ささやかな満足が得られる瞬間だ。

 

職場にいると、(あたりまえだが)業務時間中は仕事をするしかないので、ついつい追加の仕事を探したり、先回りした準備にも取りかかってしまう。在宅勤務だと一切そんな気は起こらないのに。不思議だなあ(白々)。

 

しかし『キビキビ』は会社だけにした方がいいのかも。

 

そのスタンスを家に持ち込むのはよくない、ということを昨日は実感させられていた。妻とお喋りをしていても、ついつい「先に結論を言わない」ことに“もどかしさ”を感じてしまったり、言うことを聞かない娘に対して、必要以上に腹が立ったりしてしまったからだ。

 

大事なのは切り替え用のスイッチだ。会社ではキビキビ働いて、家ではダラダラ。妻や娘に尻を叩かれるくらいが丁度いいのではなかろうか。そんな風に感じている。