いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

妻とエクササイズ

ここ数日、画面に向かい妻と踊っている。

 

踊るというよりエクササイズか。いつからかひとりで始め、いつの間にかに止めていた動画エクササイズを、妻と一緒に再開したのである。

 

思い立ったのはふたりほぼ同時であった。妻は夕食後にオヤツをばくばく貪っていた時に、私はそれより前に同じオヤツを食べいっぱいに膨らんだ腹を鏡越しに見た時に、「このままじゃヤバい、運動せな!」と強く思ったのだった。

 

もともと妻の出産が終わり、その傷も癒えたら一緒にダイエットをしようと話していた。まさに今がその時であった。私達は大きく頷きあい、満を辞してテレビの前に立ち肩を並べた。

 

音楽に合わせて動く、10分前後のエクササイズ。思いのほか息が上がり、服は汗でにじむ。そして翌日になってみると、身体のどこかで筋肉痛が生じるのであった(例えばお尻とか)。

 

でも皆でやると楽しい。娘も私たちを真似て楽しそうに踊っている(終盤は飽きるけれども)。また息子も、私たちのことを何事かというように興味津々に眺めているのであった。

 

キツイけど妻と一緒なら続けられそうだ。ふたりの身体が空いたとき、お風呂の前や、在宅勤務の昼休憩の際などに、ささっと踊っている。

 

何度目かのダイエット。その行方は果たして。