いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ぽかぽか

昨日は久しぶりに定時で会社を出た。

 

すぐに妻に連絡し、ビデオ通話の約束をとりつける。シャワーを浴び、ご飯をたべ、連絡がくるまで微睡んだ。

 

妻と娘の寝支度が終わると、通話が開始された。久々にみるふたりの姿に心がほころんでいくのを感じた。娘はすぐさま今日あった出来事を教えてくれた。複数の大人達にかまわれ、楽しい里帰り生活を送っているようだ。

 

妻ともいろいろと話をした。ヘルプで入っているトラブル案件の状況、内命でもらった来月の異動先など、私から話したいトピックにも事欠かなかった。

 

妻の実家は依然として大雨の脅威にさらされており、家の中で少し窮屈とした生活を強いられているようだった。早いとこ気持ちの良い青空を見せてあげてほしい。

 

ビデオ通話の後半には、いつものようにエフェクト加工のやりあいっこが始まった。娘はこれが大好きなのだ。前回やった数ヶ月前と比べると、エフェクトに合わせた娘の演技がまた上達しているようだった。

 

娘のトイレをきっかけに昨夜の通話は終了した。通話する前はとても眠かったのに、ふたりと話したおかげで頭はすっかり冴えていた。ふたたび眠気が訪れるまでは本を読んで過ごした。なんだか身体がぽかぽかしていた。