いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

PCR陰性

昨晩、子供たちが急に発熱した。

 

ふたり同時だったので焦った。お風呂前まではどちらも元気いっぱいだったのに。とりあえずは早く寝て、一晩様子を見ることにした。

 

今朝になっても熱が下がらなかったので、朝一で病院に連れて行った。喉の痛みもあるようで、空咳がたまにでるような状態だった。

 

かかりつけの小児科病院。発熱外来は通常入口とは隔離されていた。予約して一番手で並んでいると、ぞろぞろと他の診察予約者も現れ始めた。

 

名前を呼ばれて診察室に入ると、軽く診察を受け、念のためPCR検査を受けましょうかと診断された。とりあえず娘だけ検査を受け、それで陽性だった場合は息子も検査することが決まった。

 

家族内で初めてのPCRだ。今はこんなにも簡単に受けられるのかと少し驚いた。専用スペースに移動して、ママに抱っこされた娘。すぐに鼻の穴に検査棒を突っ込まれる。娘はずっと悲痛な叫びを上げていた。それはそうだ。大人でも涙が出るに違いない。

 

それでも娘はなんとかその苦行をやり終え、無事に検査が完了した。ふたりで娘を慰め、褒めてあげる。相当の恐怖だったようである。

 

検査結果はなんと15分ほどで出た。2日後くらいかなと覚悟をしていたので、とても感動した。結果は陰性。診断結果はただの風邪。心から安堵した。

 

娘の後に検査を受けていた男の子は、どうやら陽性だったようで、父親が看護師さんから指示を受け、急いで車に乗ってどこかへ行ってしまった。確かに男の子はかなり辛そうでぐったりとしていた。コロナ感染はやはり相当苦しいようだ。

 

帰宅すると、徹底的に手洗いうがいをした。昼食をとった後は、私を除くメンバーには昼寝をしてもらった(妻も微熱があった)。とりあえず今週は週末までゆっくり家で過ごして、完治してもらわねば。

 

子供たちの熱はまだ下がってはいないが、とりあえずコロナではないので安心している。やっぱり検査が受けられることは大事だな、と改めて実感した。