いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

日常へのグラデーション

淡路島旅行から無事に帰り着いた。

 

最終日の今日は、ホテルを出ると『伊弉諾神宮』に立ち寄り、参拝を済ませた後、子供らは鯉と亀への餌あげを楽しんだ。ランチは廃校の小学校をリノベした施設『のじまスコーラ』を訪れ、上質なパスタを食べ、敷地内を散策し、今度はアルパカやヤギ、羊やモルモットに餌をあげることとなった。

 

15時くらいになると帰路に立った。島最後のサービスエリアでお土産を買うと、明石海峡大橋を渡っていく。行きはここを越えている中で、旅の始まりと『非日常』への切り替わりを感じていたが、帰りはまさにその反対で、橋を渡りながらだんだんと『日常』へと連れ戻されるもの寂しさを感じていた。

 

思えば6月ごろに宿を予約してから、ずっとこの旅行を楽しみにしてハードな日々を乗り越えてきた。それが天気にも恵まれ、家族みんなが怪我や病気なく終えられ、また予想以上に多くの思い出を作れてとても良かったのだが、先に残した楽しみが無くなってしまったという寂しさは、やはり感じてしまったのだった。

 

この旅行では、とにかく食べたもの全てが当たりであった。また端々で私も運転ができたので、良い経験値稼ぎができた。高速道路なんて乗るのは10年ぶりくらいではなかろうか。下道とは異なる緊張感があることを思い出すことができた。

 

また今日で息子が2歳の誕生日を迎えたので、明日にお祝いをするために食材やプレゼントを帰りに買い込んだ。1日遅れにはなってしまうが、夏休み最終日となる明日、息子のことを皆でお祝いしてあげたい。

 

心の支えとなるような次の楽しみ(旅行とか)も、早いところセットしたいと思っている。またそれを心待ちにしながら、ハードな日常を乗り越えていくのだ。