いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

示唆を出す機械

今週もエンジン全開で良いスタートが切れた。

 

先週末に、他メンバーから巻き取った調査のタスクに着手したのだ。前任者らは一週間調査した結果なにも情報がなかったと報告をしていたのだが、調査を開始してすぐにボロボロと情報が出てきて驚いた。素直に未調査だと言えばいいのに。

 

情報源については午前中のうちにおおよその目処が立った。午後からは別プロジェクトのミーティングをこなし、ふたたび作業を再開する。目的に合わせて必要な情報を抽出し、体系的に整理していく。

 

必要な項目を選定し、最終的なアウトプットの全体像をまとめる。その時点でだいぶ目が疲れていたので、夕食をとってしばらく休憩をとる。

 

あとはパワポにまとめていく。フォーマットを作って情報を清書した文言で埋めていく。最後は、集めた事実から得られる示唆・仮説について述べていく。そのように手際よく作業を進め、なんとか今日の目標だった、巻き取ったパートを作り上げることができた。

 

調査はこれで何回か経験したが、こなすたびにスピードと精度が上がってきている自覚がある。調査する手段ややり方はあまり変わっていないのだが、どんな情報を集めれば示唆が出せるのか、その勘所が徐々に掴めてきた感覚があるのだ。

 

適切なインプットさえ自分に入れられれば、意義のある示唆が出せるという、自分に対する信頼感も芽生えてきた。自分を信じて情報を放り込めば、あとは示唆を出す機械と化した私が、意味あるメッセージを吐き出してくれる。

 

今日も充実感を得た上で仕事を終えられた。自分のスタイルが徐々に築かれつつある手応えに嬉しくなる。