いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

もはや常連、採用面接

また採用面接官を務めた。もはや常連である。

 

秋頃に私が面接官を務め、採用に至ったメンバーも一月からは入社してきた。そして予定どおりに私の元で働いてもらっている。我が事としての意識は高まり、改めて採用の重要性を噛み締めるのだった。

 

今日の被面接者は、経歴シートを読んだ限りでは、相当優秀そうであった。年齢は私よりも下であるが、錚々たる実績を積み重ねていた。面接官になってみてわかるが、確かにシートだけでもその人物の優秀さというのは一定感じ取れるものだ。

 

ただ実際の面接においては、コンサル特有の地頭を問うような形式であったこともあり、期待していたほどのスーパーマンではなかった。ただ、人柄としては好感触であり、ロジカル的な整理については不慣れであることも考慮すると及第点、年齢を踏まえると合格基準には達していた。

 

面接後、そのような評価を人事責任者へと伝え、休憩を挟んだ後に、そのまま最終面接にも同席した。仕事面の活躍を聞くと、やはり今いる事業会社においてはエース級の活躍をしている様が容易に想像できた。

 

どちらかというと、事業会社の方でこそ活躍できるタイプのような人材のようにも私は感じだが、コンサルになりたいのであれば、充分に期待できるレベルだったので、満場一致に近い形で、採用オファーを出すことに決まった。

 

きっと他でも受けている企業の方でも、高い確率で合格するだろう。ほんと若くて優秀な人材は職に困らない、引く手数多な時代だなと再実感した。

 

彼がうちのファームを選んでくれるかはわからないが、もし入社すると決まった際には、私の元で一緒に仕事する機会も多いだろう。一定、研鑽を積んでもらわねばならない点もあるのだが、程なくすれば立派な戦力になってくれそうである。縁があることを願う。