いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

我、コンサルなり

今日はクライアント先に出向いてのミーティング。

 

先方は、普段のプロジェクトメンバーに加えて部長級メンバーも急遽参加することになり、少しばかりの緊張感が流れた。

 

とはいえ、苦労の末になんとか納得のできる形に仕上げた資料。朝に説明練習をした際も、改めてそのロジックの強固さを実感していたので、自信を持って説明した。

 

説明を受けての相手側の反応は上場であった。いくつか質問が飛んできたが、どれも私が資料を作る上で辿った思考過程の中に答えがあったため、すぐさま澱みなく回答する。私の説明を聞くとすぐに納得を示す。打ち返せたという手応えを感じた。

 

前回は議論が発散し、落とし所すら見つからない状態であったが、今回の私の整理でなんとか光明が見えてきた。いくつかのブラッシュアップは必要だろうが、ここからの大手術というのはおそらくなさそうだ。

 

懸命に考え、知識を収集し、落書き帳何枚もを費やして組み立てたロジックが、プロジェクトに光をもたらしてくれた。ここ数日間の苦労が報われた。そんな気持ちになった。

 

また帰りしな、先方の問いに対する私の堂々とした受け答えに感心を覚えたと部下も言ってくれたので、なんだか嬉しくなった。自分としても、なんだかずいぶんとコンサルらしい働きができたのではないかと、確かな手応えを感じていたのだった。

 

とはいえ、家に帰ったら次は週末にある別クライアント向けの資料に取り掛かる。コンサルとはやはりハードな仕事である。

 

ただそんな忙しい私を気遣い、妻が休憩時間に手のオイルマッサージをしてくれた。そのひとときに癒されて、なんとか夜までの仕事をやり通せたのであった。

 

妻の支えと癒しがあってこそ、働けているのである。