いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ひとまず戦いを乗り越えて

こめかみに鈍い痛みがある。

 

鬱陶しいがひとまずは今日自分が頑張った証であると受け止めよう。長かった一日が終わった。まだ終わってないが、いったんは。

 

今日はクライアントミーティングで東京だった。いつもなら移動まではゆっくり過ごすのだが、今日はそうはいかない。資料がまだ完成していなかったからだ。

 

そんなわけで、会社端末の使用が可能になる朝5時から仕事を始めた。朝の9時までに先方に送ることを約束していたのだ。寝ている間にどこかの小人さんが資料を作ってくれているのを期待していたが、やっぱりそんなことはなく、昨夜私が中断したところから資料は変わっていなかった。

 

結局、先方に資料を送れたのは約束のギリギリ。それでも約束を守った上で、自分なりに納得できるところまで資料を作り上げられた。あとは野となれ山となれ。自分で納得ができていれば、たとえ恥をかこうが受け入れることができる。

 

9時の時点でもう4時間も働いていたものだから、頭が朦朧とした。そこで新幹線に向かうまでの間は少しだけ仮眠を取ることにした。

 

新幹線の中でも頭は冴えなかったが、それでも東京に着く前に説明練習を済ませた。時間を置いた後に自分の資料を見てみると、そこまで悪くないような気がしてきて励まされた。自分なりにやれることはやった。そのことで説明に向けても完全に覚悟が決まった。

 

そして、今はその全てを終えた帰りの新幹線。

 

結果から言えば、その前段のパートで議論が盛り上がりすぎて、私が朝5時から作った資料を説明する時間がなかった。ただ最終報告資料の第一稿なので、先方側で次回までに確認してきてくれることになった。

 

結果としては私にとっては一番良い形になったと思う。これで説明自体は来週、ブラッシュアップした形で行える。とはいえ、先方にじっくり見られる資料のため、今朝早起きして、納得できる形にまで仕上げておいてよかった。中途半端な状態で渡し、説明で言い訳も伝えられないのであれば、目も当てられない状況になるところだった。

 

運の要素も大きいものの、現職においては過去一番の難所であったが、なんとか乗り越えることができ、そのことで自信も深めることができた。

 

昨日の昼からなかなかご飯も喉を通らなかったこともあり、寝不足も重なりヘロヘロだったが、やっとほっと一息つくことができた(食欲はまだいまいち戻ってこないけれど)。

 

ただ一方で、昨夜から息子が体調を崩していて、今日はそれを妻ひとりに任せてしまっていた。きっと疲れているので、帰ったら看病を代わってあげなければ。明日からまた連休で本当によかった。それぞれの疲れも取りつつ、ゆっくり身体を休める三連休にしよう。