いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

脅威の回復力

実は昨日、息子は幼稚園をお休みしていた。

 

朝起きると発熱していたのだ。熱は一日中上がり続け、夕方には40度にもなったらしい。本人もさすがにぐったりしていた。

 

しかし彼の素晴らしいところは、全力で安静に過ごそうとするところだ。眠くなくてもとにかく横になり、水分や栄養も極力摂るように努める。まさに病人の鏡である。

 

そのような理想的な療養と妻の献身的なサポートのおかげで、なんと高熱は一晩ですっかり下がった。深夜3時ごろにむくっと目を覚ますと、そこから取り戻すようにご飯を食べ、それ以降、いっさいの熱も症状もなくなったらしい。

 

私も朝起きると、昨夜までとはまるで違う、普段通りにお喋りで笑顔満点の息子と対面し驚いた。

 

この週末も家でゆっくりだと覚悟していたのだが、彼が昨日の分も遊びたいと主張したので、車に乗ってららぽーとに出掛けた。結局は、その後もなにもぶりかえすことなく、すっかり完治したことを再確認しただけであった。

 

それにしても、脅威の回復力だ。先週末の私の発熱は、二日間まるまる寝ることでやっと動けるまでに回復したし、その後も二日間くらいは病み上がりで本調子ではなかった。

 

それが息子の場合、丸一日の休養だけで完全回復したのである。子供の回復力は素敵だ。とにかく、彼に笑顔が戻って本当によかった。お陰で家庭も明るい。