いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

上司との激論の末

今日は午前中から上司と白熱議論。

 

私が現場を任される案件で、上司がとんちんかんな提案をしてきたため、事実と根拠を挙げつられたうえでつっぱねたら、それでもごにょごにょと粘るので、最終的にはコンサルタントとしての哲学の話に間で発展した。


結局は、私の確固として譲らない姿勢もあり、しぶしぶという形で上司が引き下がった。そのあとは普通に仕事のあわせをし、最後にもういちど今後のキャリアも絡めたコンサルとしての美学についての意見交換をした。


そこについてはお互いの考え方には理解を示しつつも、やはり見ている景色も違うということもあり、相容れない要素があった。しかしどちらが正解という明確なものがあるわけでもない世界なので、それぞれが信じる道を共感を持ち合いながらも歩み続けるという結論となった。

 

昼食をはさんで午後は、上司と腹を割って話したことですっきりしていたこともあり、午前中に上司から受け取ったいくつかのタスクを、さくさくとこなしていった。

 

夕方、1通のメールが届いた。その内容は、午前中、私が頑なに上司に譲らなかったことをまさに証明する通知であった。そのメールを確認した上司から、しばらくした後にチャットが届いた。

 

そこで書かれていたことは、私が正しかったことを認めている内容で、それなのに30分あまりも議論を引き延ばして申し訳なかったと、間接的に告げる内容だった。私としてはすでに終わった事項だったので、わざわざこのように自分の非を認める内容を送ってくる上司は大人だなと感心した。

 

そんなわけで、やはり自分がこれは譲れないと思ったことは、相手が上司であれ簡単には譲ってはいけないし、今回は結果として自分の考えが正しかったことも証明されてすっきりとした。

 

ただ、自分も今後誰かと意見を交わし、もしも自分の方が間違っていたとわかったならば、相手が例え部下であったとしても素直に非を認めようと心に誓った。