息子の成長が見られてうれしい。
ひとつめは、昨日、妻が幼稚園の個人懇談に言った際、息子の幼稚園の様子が伝えられ、べた褒めされたことである。自分の思いは主張するが、それを上手に言語化することで角が立たず、周囲の子たちの反感を買わない形でその場を収めているようだ。
また、うまく言語化できないお友達の意見を代弁し先生に伝えてくれたりもしているようで、男女問わずから慕われているようだ。さらには先生が持ち寄る工作等にも積極的に参加し、終わると「たのしかったあ」と感想を口にしてくれるので先生からも好かれているらしい。
一年前までは、幼稚園に行くことも、集団の中に入ることも心配になるほどの性格だったのに、いつのまにか頼もしくなり、幼稚園を楽しめるようになっていた。さらに見えていなかった幼稚園の中での立派な振る舞いもしれて、親としてとてもうれしかった。
しかも先生が伝えてくれたそれらの光景は、いつも家でも見せてくれている姿でもあったので、想像に容易かったというのも大きい。なんにせよ、息子が幼稚園においてたくさんの人から慕われているのだと確認できて、とても幸せな気持ちになれた。
また、本日あったもうひとつは、トイレの大の際に、自分でお尻がふけ、すべてを自己完結できるようになったこと。これまではお尻を拭くときだけは私や妻を呼んでいた。しかし今日、何も言わずにひとりで達成し、事後報告の形で私たちに共有してくれた。
試しにトイレに戻って、お尻を拭いて確認してみたけれど、問題なく拭ききることができていた。昼に一回、夕食後にも一回やったので、もうマスターできたと見てよいだろう。
こういうステップアップを、親から急かされるわけでもなく、先に宣言してやるでもなく、自らの手応えとタイミングによって判断し、人知れずチャレンジして、事後報告をしてくるのが、いかにも息子らしくて、スマートだなと感心してしまう。
そんなわけで、ここふつかのうちに、息子の大きな成長を実感できてとても嬉しかった。今後も彼の成長を暖かく見守っていきたい。お姉ちゃんと同様に。