いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

息子がラブレターをもらってきた

息子が幼稚園でラブレターをもらってきた。

 

相手の女の子は前々から仲が良いと妻から聞いていた子だ。というか、その女の子のほうが息子の方にぐいぐいとアプローチして(たとえばご飯のときに隣に座ってくる等)よく遊んでいると聞いていた。

 

ここでもよく書いていることだが、息子は親の贔屓目なしで見てイケメンの素養がある。周りの大人たちからもよく言われるし、まず造形として目鼻立ちがよい。それも今風の穏やかな爽やかボーイなのだ。

 

先生や他の親御さんからもそのように言われているので、そこそこ評判はいいに違いない。またちと強引なお姉ちゃんのもと育ったので、女の子の遊びに付き合うのもうまいし、女の子の扱いにも幼いながらに慣れている。

 

さらには性格は男の子にしてはおしとやかな部類で、俺が俺がという強引さがなく、奥ゆかしい。それでいてコミュニケーション力は高く、話していて賢さを感じさせるし、ふとしたときに下心のない優しさや思いやりを発揮して、妻をきゅんきゅんさせているのだ。

 

きっとラブレターをくれたその子も、そんな息子の魅力に惹かれて彼のことを好いてくれているのではないか。なんてことを妻と一緒に夕食の際に話していた。

 

はたして4歳の女の子が、息子の顔立ちの良さや、女の子に慣れていること、性格が穏やかで優しいところに、どれほど気がついているのかはわからない。ただそこまで言語化できていなくても、それらが総じてなんとなく好きだな、となっているのかもしれない。

 

まあ、こんなことを書いておいて、その女の子はいろんな男の子に対して手紙を書いているのかもしれないけれど。

 

なんにせよ、ここまで書いてきたことからも伝わるとおり、ラブレターをもらった息子本人よりも親である私のほうがウキウキはしゃいでいるのだった。息子のモテモテ人生がついに始まるか。実に楽しみである。