いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

娘の鉄棒練習

夕方の公園。

 

来週が体操スクールのテストということで、先々週くらいから鉄棒の練習をしていた娘。ここ半年くらいまったく上達がないので、今度のテストがダメだったら、スクールを辞める約束をしているのだった。

 

先週末も公園での練習に付き合ったが、今日見ると、前回よりも明らかに上達しているのが見て取れた。平日も妻が公園に連れて行き練習したと聞いていたので、その成果なのだろう。

 

鉄棒のいわゆる空中前周り。あとほんの少しで上まで上がれるところまで来ていた。期待を込めて応援する。最後にぐっと力を入れるだけだとアドバイスを送る。

 

すると目の前で、娘の初めての成功の目撃者となった。思わず大声で喜ぶ。すぐさまもう一度やったらまた成功。次も成功し、三連続の成功となった。

 

娘も高揚しており、手応えを感じてとても嬉しそうだった。その後しばらく練習をしたが、疲れも出てきたか、できる確率は5割程度だった。

 

にわかに来週のテストの合格の可能性が高まった。努力が身を結ぶ経験をさせてあげられるチャンスの到来に、私たち親の期待も高まっている。

 

それにしても、娘が初めて回れた瞬間を見たときには小さな感動を覚えた。娘の興奮した嬉しそうな表情が、今も脳裏に残っている。本番も頑張って欲しい。