いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

育児って難しい

育児って難しい。改めてそう思わされた一日だった。

 

昨日は雨のため一日中家で過ごした。また前日のお出かけで疲れたのだろう、妻が体調を崩してしまった。そのため妻には寝室で安静にしてもらい、私がひとりで娘のお世話をすることにした。

 

これまでにも何度か経験したことのあるシチュエーションだったので、最初はまったく不安視はしていなかった。しかし、実際にやってみると困難の連続だったのだ。

 

育児においては、この前もできたから大丈夫、なんてことはないのだと改めて痛感した。なんせ、子供は日々成長しているからだ。

 

そりゃ歩き始めたくらいの時は、ポイントだけ注意していれば娘の安全を見守ることができたかもしれない。しかし今では、跳びはね、走り回り、よじ登り。あらゆるものに手を伸ばしては、掴み、投げ、破いてしまう。知恵も少しばかりついてきているため、制止するのも一苦労だ。

 

また前日に外で思いっきり遊ばせた反動もあるのだろうが、とにかく外にでたがってしょうがなかった。我が家における娘の領域は決して狭くはないのだが、昨日の広々とした公園に比べたらそりゃ物足りないだろう。


おもちゃや遊びにしてみても、すぐに飽きて他のことをやりたがってしまう年頃だ。どうしてもパターンには限りがあるので、いつかは手段がなくなってしまう。

 

昨日はそんな娘を相手にしていて、世のお父さん、お母さん方は、家の中で子供を遊ばせるとき、どのようにして間を持たせているのか、本当に知りたくなってしまった。

 

考えてみもしたけれど、自分ではなかなか正攻法を見つけることができなかった。夕食の時に妻とそのことについて少し話してみたけれど、妻もその答えを未だ見つけられていないようだった。

 

家庭によって環境も違うし、子供の性格も違う以上、きっとネットで検索してみても、画期的な手法が見つかる望みは薄いだろう。かといって永遠にあたらしいおもちゃを買い与えていくわけにもいかない。

 

やはり真っ正面から娘と向き合いながら、試行錯誤を繰り返しながら、その解決の糸口を自分たちで探していく他に方法はないのではないかと思う。

 

改めて育児の難しさ、自分の至らなさを痛感させられた一日だった。

 

また今日から一週間がはじまる。そろそろ会社に行く身支度をはじめなければ。

 

妻の体調が少しは回復していればよいのだけれど。今日はできる限り早く帰ってこよう。