いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

昔のプリクラに見惚れた話

昨日、昔撮った妻とのプリクラが出てきた。ある書類を探していたときに、押し入れの収納ボックスの中から発見されたのだ。

 

付き合った当時のものなので5年ほど前だろう。思わず私はそれらを食い入るように見てしまった。なんせ妻がまぶしいほどに可愛かったのだ。

 

もちろん今と大きく変わるというわけではない。ただ、5年前という若さ、付き合いたての初々しさ、そしておそらくプリクラによる効果もあるのだろう、妻は溌剌とした輝きを放っていた。

 

しばらく見惚れるように何枚かあるプリクラを眺めていた。それにしてもよくこんな可愛い娘と付き合えたよなぁと、おかしな話なのだが、そんな素直な感情を抱いてしまう。

 

もちろんその“可愛い”は私の嗜好を基準にしているので、必ずしも世間一般のそれと一致するとは限らない。しかし少なくとも言えるのは「顔面偏差値」だけの話をすれば、妻は私に比べて2ランクくらい上であろう。

 

そのプリクラを料理をしていた妻にも見せると、懐かしそうに目を細めながら「かわいいね」と自らでも認めていた。ちなみに娘にも見せてみたのだが、その若さゆえか誰だかあまりピンと来てない様子だった。

 

それらプリクラを眺めていると、たとえ5年前に戻ったとしても、自分はこの女の子に惚れてしまうんだろうな、という確信を抱いた。

 

もちろん彼女を好きになったのは顔以外の要素が大きいのだが、外面だけでも恋心くらいは抱いたに違いない。

 

さて、あまりにも昔の妻ばかりを持ち上げてしまったので誤解なきよう一言添えておくと、妻は今も可愛い。

 

もちろんそれは私の基準でということにはなるのだが、少なくとも今彼女と出会ったとしても、私は好きになり結婚しただろう。(もちろん、同じように彼女が私を好きになってくれたらの話だけど)

 

参考になるかはわからないが、最後にひとつ妻の外見にまつわるエピソードをご紹介しておく。

 

先日地下鉄に乗ったとき、広告で貼られていたマイナビ宮崎あおいを見て、娘が「あ、まま」と言ったのだ。

 

少しタイプは違うように思うのだが、醸し出している雰囲気はもしかしたら通ずるものがあるのかもしれない。

 

まぁ、そんな娘は以前、クリスティアーノロナウドを見て「あ、ぱぱ!」とも言ったことがあるので、その信憑性は皆無に等しいのだけど。