いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

娘から見習いたいこと

娘を見ていて「見習いたい」と思うところが3つある。

 

1つめは何事にもまずは自分で挑戦してみるところだ。

 

おむつを履く、服を着る、椅子に座る、ご飯を食べる、踏み台に登る、うがいをする、蛇口をひねる等など。娘は「○○ちゃん、やる!」と言って、まずは自分でやってみようとする。

 

そのおかげで、娘はいろんなことがどんどん自分でできるようになってきた。とにかく挑戦するその姿勢が、彼女のできる幅を広げていっているのだ。

 

初めてで不安なこともあるだろうに、彼女は果敢にも挑戦する。早く私たちと同じことをしたいという意欲が、彼女にその行動をとらせているのだろう。

 

2つめは意固地にならず無理せずに人を頼るところだ。

 

まずは何事も自分でやってみるのだが、当然まだできないこともある。たとえば小さなボタンを留めたり、おむつを腰までぐいっと持ち上げたり。

 

そんなとき娘は「ぱぱ、○○して」と、途中から引き継ぎをお願いしてくる。自分は何ができて、何がまだできないのかを素直に受け入れているのだ。

 

挑戦はするものの、自分だけでやることに固執しすぎず、目的を達成するために無理なものはできる人にお願いする。この目的を優先させ、余計なプライドを持たないところが素晴らしいなといつも感心する。

 

そして3つめはできたときにしっかりと喜ぶところだ。

 

自分でやると挑戦し、途中できないところは人に助けてもらいながらも、最終的に目的を達成できたときには娘はとても喜ぶ。

 

そして私や妻に「○○した」と報告し「えらいね」「すごいね」としっかりと褒めてもらうよう仕向けるのだ。

 

自己肯定感は高まるし、なにより嬉しいのでまた次に挑戦したい気持ちも芽生えるだろう。するとどんどん良いサイクルが回り出す。ポジティブシンキングの基本だ。

 

このように、娘は「何事にも自ら挑戦し」「必要に応じて人を頼り」「成功した暁には大いに喜ぶ」。

 

これは子どもに関わらず、人間が成長する上で重要な姿勢ではないだろうか。素晴らしいことなので、是非これからも続けてもらいたいなと思う。

 

そして学ばせてもらった私も、その姿勢を見習い、しっかりと普段から取り入れていきたいと思う。

 

子供が成長しているのに親が立ち止まっていたら、すぐにでも追いつかれてしまうのだから。