いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

天才かも

娘は天才かもしれない。

 

・・・というのは冗談だが、娘の賢さには最近驚かされることが多い。

 

昨日も、つい先日ばぁばに買ってもらったパズルをいとも簡単に完成させていた。

 

この頃は、6ピースで完成する絵を2種類混ぜた12ピースで遊んでいる。娘はそれらを2つのグループに仕分けし、それぞれ6ピースのパズルを完成させていくのだ。

 

まず驚くはそのスピードである。手に取るピースをくるくると回しながらはめていき、よどみなくパズルを完成させていく。

 

次に驚くのは、絵柄なしでも完成できるところだ。娘は普通にパズルで遊ぶのに飽きてくると、ピースを裏返し、絵柄もなにも描かれていない裏面でパズルをつくりはじめる。

 

そして、無地のパズルでも軽々と、2種類の四角形を完成させてみせるのであった。

 

よく映画や漫画などで、頭のいい人が何も描かれていない真っ白なパズルで遊んでいる描写があるが、娘もその部類の人種なのかもしれない・・・なんて。

 

どちらにせよ、今の初級編パズルでは、応用できる遊び方はすべてやり尽くしているので、そろそろレベルを上げたパズルを買ってあげたいなと思っている。(これもまだ買って1ヶ月なんだけど・・・)

 

パズルと知能の関係についてはよく知らないが、少なくとも、端から見ていて感心してしまうことは確かだ。

 

きっと頭の成長においても悪いことはないかと思うので、どんどんパズルで遊んで、達成感を味わってほしいなと思っている。

 

さて、そんな娘は昨夜、パズルに飽きると私に抱っこを求めてきた。

 

抱きかかえると私をぎゅーと抱きしめ、頬を胸にすり寄せてくる。甘えモード全開だ。

 

私はそんな風に甘えられると嬉しくなってしまう。しばらく抱っこして娘の頭を撫でていた。

 

すると、娘はおもむろに顔をもち上げ、微笑みを浮かべながらに私の目を覗き込んだ。私は既に何を言われても受け入れる気持ちになっていた。

 

「ぱぱぁ、あいす、たべたーい」

 

娘は天才かもしれない。