いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

べったり

妻と娘に17日ぶりに再会した。

 

再会場所となったのは妻の実家だ。BBQをするために他の親戚も集められており、久しぶりに会う人たちで溢れていた。しかしやはりその中でも、娘との再会が一番熱を帯びたものとなった。

 

娘は私を見つけるや否や「ぱぱ」を連呼し、抱きあげると首に腕を回して抱きしめてくれた。そして私の手を引き、妻の実家を我が物顔で案内しはじめ、ひいじいやひいばあも紹介してくれた。(前から知ってはいるが)

 

その後も、娘は私から一切離れたがらずに、BBQが始まっても常に私と一緒にいた。あまりにも2人でいるので、他の人からひやかし半分文句を言われたほどだ。

 

娘の相手でなかなか肉を食べられない私を気にかけたお義母さんが、なんどか娘を引き離そうとしてくれたのだが、娘は人攫いにあったように「ぱぱぁ〜!」と叫んで、結局は私の元へと戻ってくるのであった。

 

ただそんな中でも、私は結構な量の肉を食べられたし、なにより久しぶりで娘と離れたくないのは私も同じだったので、とても幸せな時間を過ごすことができた。

 

最後は親戚の子供たちと集まって遊んだ。ただ、普段は他の子と遊ぶのが大好きなはずの娘も、この日ばかりは誰よりも私と遊びたがってくれた。娘が私を一番の遊び相手と認定してくれたようで、嬉しい気分になった。

 

さあ、夏休みの間は、べったりライフを満喫するぞ。