いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

海遊館イルミネーション

昨日は家族で海遊館に行ってきた。

 

世界最大級の水族館。存在は知っていたが、実はまだ行ったことがなかった。クリスマスのイルミネーションもやっていることを知り、今回行ってみることにした。


正午前に到着し、まず先に近接の商業施設で昼食をとった。大阪の老舗店を集めたフードパークがあり、私はそこでずっと食べたかった『自由軒のカレー』を食べた。

 

腹を満たすと海遊館に入った。なかなかの入場料だったが、すべてを回った後には「まあそんくらい取るわな」と思えるくらいに充実した展示内容だった。

 

二時間ほどかけて出口に辿り着いた。娘もほとんど自分で歩いたので、さぞ疲れただろう。でも満足度は高かった。やはり生き物をじっくり観察するのは面白い。

 

特に私が気に入ったのは、極端に大きい生き物か小さい生き物だった。前者はジンベエザメ、後者はクリオネ。ジンベエはとにかく壮観で憧れを抱いた。クリオネは小さいのに懸命に羽ばたいており、愛おしさを感じた。

 

ちなみに、娘はニモとドリーがお気に入りのようで、長いこと熱帯魚のコーナーに入り浸っていた。

 

水族館から出るとふたたび商業施設に戻った。みんなでアイスを食べていると、近くでイベントショーがはじまった。『おかあさんといっしょ』に出ていたパントのお姉さんだった。せっかくなので娘と一緒に見に行った。

 

またサンタイベントにも参加した。サンタクロースと一緒に写真を撮ったのだが、娘は少し怖がっていた。そのせいでプレゼントのお願いを忘れてしまったようだ。

 

その後は娘がベビーカーの中で寝たため、妻とベンチに座ってしばらくお喋りをした。妻は最近、娘の小さい頃の写真を見返しているようで、私も一緒になってそれを見た。懐かしい思いがじんわりとよみがえってきた。

 

空も暗くなり、施設の外に出ると、海遊館のイルミネーションがはじまっていた。ただの電飾の集合体に過ぎないのに、なぜこれほどまでに心がときめくのだろう。
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楽しい一日だった。妻も娘も嬉しそうでなによりだ。