いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

お家で卓球

昨日は娘にささやかなオモチャを買って帰った。

 

家の中で退屈しているだろう娘を少しでも楽しませたかったのだ。アンパンマンのエアーボールと音を鳴らして飛ぶ風船、机の上で遊べるミニ卓球セットを買った。

 

娘はひとつずつそれらを開けていった。アンパンマンのボールは、今持っているものに穴が開いてしまったので代用として買ったのだが、少しサイズが小さかった。それでも娘は、投げたり蹴ったりして楽しそうだった。

 

次は風船。果敢にも自分で膨らまそうと挑むのだが、やはりまだ肺活量が足りず、結局私が膨らませた。何度も挑戦するほっぺを膨らませた娘の顔が面白かった。

 

野球場で7回の攻撃のときなどに飛ばす細長いタイプの風船で、手を離すと、ピューという威勢の良い音を出しながら、ユニークな弧を描き室内を飛び回った。

 

最後は卓球だ。これが一番盛り上がった。本来は机にネットを置き、それを挟んでやるものだが、娘はまだ少し背が足りないので、床に置いてやってみることにした。

 

するといつしかホッケーのような遊び方になってしまった。転がってくる球を打ち返し、壁の反射を使いネットを越え、相手の陣地まで飛ばす。いわば2D卓球だ。

 

ラリーを繰り返しながら、最終的にはネットに勢いよく球を突き刺したらゴールという、めちゃくちゃなルールとなってしまったが、とにかく娘は楽しそうだった。

 

これは「卓球」って言うんだよ、と教えてあげたら、娘は「たっきゅうびんみたい!」と笑っていた。最近『魔女の宅急便』も観ているのでそこで覚えたのだろう。

 

次もまた室内で遊べるオモチャを買ってきてあげよう。