いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

久しぶりにギターを弾いた。

指の面が痛い。撫でると懐かしい感触がある。

 

昨日、久しぶりにギターを弾いたからだ。弾き始めると楽しくて、思わず何度も手に取り演奏してしまった。
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きっかけとなったのは前日の掃除だ。引っ越し以来、物置にしていた部屋の片付けに着手したのだ。そのときに、昔使っていた懐かしのバンドスコアを見つけた。

 

大学時代のものだ。私は軽音楽部に所属し、そこでいくつものバンドを組んでいた。もちろんただのコピーバンドである。共通のアーティスト好きが集まるとバンドを組み、定期的に開かれるライブで演奏を披露していた。

 

私はそこで主にリードギターを(たまにボーカル&ギターを)担当していた。その時代に使っていたバンドスコアが、一昨日段ボールの奥から発掘されたのである。

 

そんなわけで昨日は、納戸にしまっていたギター、ベッド下に押し込んでいたアンプ等を引っ張りだし、午前中からギターを手に遊んでいた。

 

娘もオモチャのギターをもって私と遊び始めたのだが、やはり音がでるから面白いのだろう、すぐに自分のものをほっぽり出し、私のギターを触りたがった。

 

そんな娘とのじゃれあいを交わしつつも、なんとか数年ぶりとなるギターに指を慣らしていった。曲は数ある楽譜の中から、ギター音がすぐに頭に浮かんできたからという理由で、ミスチルの『フェイク』を選んだ。

 

思いのほか指はそこそこ動いてくれて、メインとなるギターパートはすぐに弾けるようになった。指に痛みを感じたが、それでも弦を抑え音を鳴らすのが楽しかった。

 

しばらくギターは飾っておこう。また手に取って弾きたくなるに違いない。そのうち指も痛くなくなるはずだ。