今日は在宅勤務であった。
ニュー・ノーマルな働き方が推奨される中、だんだんと『在宅勤務』と『通常出社』の使い分けが上手になってきたように思う。
前の職場では業務都合ではなく、当番制のように出社が求められていたのだが、今の職場では自分の都合で自由に在宅と出社を決められる。もちろん70%以上は在宅勤務をしなさい、といったような、ある程度の基準はあるのだけど。
初対面の人との意識合わせや会議を主催する際には、出社した方がやりやすい。一方、資料作成や作業、既に関係が築けている人とのやりとりにおいては、在宅の方が効率的にできる。
それらの使い分けによって、以前よりも気持ちよく働けている印象だ。コロナという疫病によってもたらされた副産物ではあるのだが、この働き方の改革には心底有り難いと思っている。
さて、そんな仕事中に妻からLINEがきた。写真が送られてきており、そこには同じ布団で横になる、愛おしい姉弟の姿が写っていた。
待望のツーショットだ。妻曰く、なかなか写真に収めるのが難しいようだ。そうだろう。今回は娘が寝てくれたからこそ撮れたショットだ。
私はしばしその写真を眺め、ほんわかとした気持ちに包まれた。そして大きく伸びをして、ふたたび仕事へと戻っていったのであった。