いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

神経衰弱

神経の衰弱話ではなく、カードゲームの話だ。

 

昨日は娘とこのゲームで長いこと遊んでいた。トランプではなく、こどもちゃれんじの付録でそれ専用のカードがついてきたのだ。

 

しまじろう等のキャラクターが描かれたカードが二枚ずつあり、カードを置く用の枠組みが描かれた専用シートも付いている。

 

以前トランプでも遊んだことがあるので、娘はルールを理解していた。トランプとは違い、馴染みのあるキャラクターのカードなので、娘は覚えやすそうであった。またバラバラにカードを置くのではなく、枠組みに沿って配置するので、位置情報も記憶しやすいのだろう。

 

だいぶ初期の段階から、娘は私といい勝負ができた。そしてしばらくすると、娘が勝つようにもなってきた。娘にも記憶力や集中力がついてきているんだなあ、と思わず感心させられた。

 

私たち大人に勝てるようになり、気を良くした娘は、何度も神経衰弱をやりたがった。勝ったり負けたりを繰り返し、互角の戦いが続いた。

 

このゲームの偉大なところは、小さな子供とでも同等に遊べるところだ。しかも子供はどんどん記憶力がついてきて、大人は衰退していく。今後いつかは勝率が逆転してしまうだろう。

 

やっていくうちに、娘のカードをめくる手順もどんどんと戦略的になっていった。既出のカードをめくる際にも、一手目で迷いのある方をめくり、もし記憶違いをしてい場合は、次の手をを切り替えることができるようになったのだ。

 

やはり教えるより実践を積む方が学びが早い。そのことも、娘を見ていて改めて実感した。

 

娘がカードを取っていく際には、真新しいシナプスがパチパチと繋がっていくイメージが想像できた。連戦をやり終えると「つかれた」と言っていたので、相当脳みそを使ったのだろう。

 

またやろう。まだ負け越すわけにはいかない。