いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

春闘

会社が春闘の期間に入った。

 

それもあって、ここ二日は仕事を定時で上がっている。早く終わって嬉しいなあと思う反面、春闘後のリカバリことが心配になる。

 

それでも在宅勤務が定時で上がると、やはりホッとできる。夕飯を家族で食べ、明日に向けてある程度、心を整える時間があるからだ。

 

異動してからは残業続きの生活だったから忘れていたが、やはり「定時」というだけあって、それが標準の業務時間であるように感じる。

 

定時で帰れる部署にいたときには、平日がここまで仕事一色にはならなかった。今は週末にまとめて息継ぎをする感覚だが、これまでは、定時上がりの際に、ちょこちょこと息が吸えた。

 

業務の質やレベルという面でも今は確かに苦しいが、単純な仕事量、業務時間という面でも多大なる負荷がかかっているようだ。だからこそ、心と体の両面で削られている感覚なのだ。

 

最近では、早く異動できる手段はないかと、空き時間に社内制度を調べてみたりもした。ただ世の中そんなに甘くはなく、期待していたような活路を見つけることはできなかった。

 

そうであればもう少し息継ぎしたい。定時で帰れる日をもっと増やしたい。過去最多の残業時間だった先月の給料明細を見て、確かにテンションは上がったが、心と体はお金では買えない。