いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

声を出す息子

息子がよく声を出すようになってきた。

 

これまでは比較的静かな子だったのだが、笑うときや泣くとき以外にも声が聞かれるようになった。

 

ひとり遊びに興じているときにも「ふん、ふん、うー、うー」と楽しそうな声を出している。ハイハイするときや、私たちに何かを訴えたいときには更に語気が増す傾向にあるのだった。

 

また、おっぱいが飲みたいときには「かっかっかっか」と喉を鳴らしてママを呼ぶ。そうするとママが来てくれた成功体験が多かったからだろう。それがママを呼べる合図だと捉えている節がある。

 

声を出すようになると彼の印象もだいぶ変わる。ちょっと前までは大人しい、まさに末っ子といった感じだったのだが、いまではわんぱくな男の子にしかみえない。

 

たまに性悪な感じで笑うこともあったり、どんなに制しても自分の願望のままに突き進んだりと、将来はなかなか手を焼かされる子に育つかもしれない。

 

それでも今は赤ちゃん特有のプリティファイスなので、愛らしくてならない。やんちゃなところも元気の証。髪を引っ張られたり、顔を殴られたりもなんてことはないのだった。そう、今のうちはだけど。