いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

資料が消える悲劇

今日は仕事で一時パニックに陥った。

 

部門長への説明時間の15分前に、大事な資料が消えてしまうというトラブルが起きたのだ。

 

それまでも朝からドタバタの連続で、ページの差し替えや数字の変更等が何度も発生し、また複数人で同時並行して作成する必要があったため、混沌の中でなんとか完成させた資料であった。

 

最終的な資料のマージ役は私が担ったため、説明直前まで最終確認をしていた。そんな中、説明時間が迫ってきたので私はパソコンを持って寝室へと移動した。リビングには息子がおり妻も外出していたので、泣いてしまったら説明に支障があるからだ。

 

息子の目を盗んで、慌ただしく部屋を移動した。寝室で改めてパソコンを開くと、なんと資料の大半のページが削除されていたのである。

 

頭真っ白。パニックに陥った。

 

なんで、なんで、と虚しくも呟きながら、何度も何度も資料を開き直した。しかし何度見ても資料は消えている。時計を見ると、説明時間まであと5分に迫っていた。

 

私は焦りながらも手元にある資料のパーツをかき集め始めた。泣きたい気持ちだった。結局、5分ほど皆を待たせた後、急いで大事な箇所だけを修正した資料の切り貼りで、なんとか説明をやり遂げた。

 

説明の後は、30分かけてなんとか元の資料にまで修復し、会議開始1分前になんとか会議事務局へと資料を送付した。会議は時間通りに開始され、無事に説明も完了した。

 

資料が消えたのは状況証拠的には私のせいに違いない。おそらくパソコンを慌ただしく移動した際、誤ってボタンに触れ資料を消してしまったのだろう。

 

今回はなんとか修復できたが、また同じことが起きたらと思うと恐ろしくて仕方ない。バックアップは定期的にとり、もしものときに備えて複数保存しておこう。基本事項だが、改めて戒めにしたい。