いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ひな祭りと英語教室

布団の端を握りしめ娘が眠っている。

 

今日はひな祭り。妻が夕食とデザートを奮発して作ってくれて、ささやかなひとときながら、家族みんなでお祭り気分を味わうことができた。

 

主役である娘はというと、夕食前には英語教室の体験にも行ってきた。複数での見学もOKとのことだったので、私も息子と共に見学に参加した。

 

初めは緊張し、ママと離れると泣き出しそうになっていた娘だが、クラスの後半からは元気に声も出して、初対面である先生や他の子たちともうまく接することができていた。

 

昼頃にちょうど妻とも話していたのだが、娘はどんな場でも溶け込むのが早いし、何事においても習得するのも早い。そんな彼女の長所が今日も遺憾なく発揮されていたように思う。

 

娘は楽しそうだったが、英語教室自体のクオリティに私と妻が納得できなかったので、また別のところにも見学に行きたいと思っている。娘は少し残念がっていたが、きっと彼女ならどこに行っても楽しめるだろうから心配はしていない。

 

ひな人形が飾られた寝室で、娘は今日も一足早くひとりでベッドに入り就寝した。この歳でひとりで寝られるのも珍しいだろう。本当に成長したと思う。

 

すやすや眠る彼女の寝顔を見ていると、もっと盛大にお祭りをお祝いしてあげた方がよかったかな、とも思ったが、彼女にとっては毎日がお祭り級に楽しそうなので、気にしなくてもよいように思えた。

 

また明日も元気で幼稚園に行くのだろう。そしてまた、少し成長をして笑顔で帰ってくるに違いない。