いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

キューズモール

家族とキューズモールに出掛けた。

 

皆で爽やかな春服に身を包み、街に繰り出したい気分だったのだ。出発前、息子がドアに指を挟まれるというトラブルに見舞われたものの、幸いなことに大事には至らず、予定通りに出掛けることができた。

 

キューズモールはどれも少し家から離れた立地にあるので、たまにいくと店舗のラインナップに新鮮さを覚える。そこにしかないショップも多いのが魅力だ。

 

到着するとのんびりモール内を周り、フードコートで昼食をとり、気の向くままにショッピングした。とくに娘がフィーバーしており、自分のお小遣いを使い、いくつもプリキュアグッズを買い舞い上がっていた。

 

妻もいくつか買い物を済ませ、あべのハルカスへと移り、そこの休憩エリアでお菓子休憩をとった。私も紳士服フロアでビジネスバッグを探してみたのだが、どれも決め手に欠けており、また今回も選ぶことができなかった。これは好きなブランドに絞って狙い撃ちしないと埒があかなそうである。

 

最後は皆で書店に入り、子供コーナーを中心に物色した。息子用に音の鳴る絵本を買いたかったのだが良いものが見つからず、結局は娘のプリキュアの本を買っただけだった。私も大型書店は久しぶりだったので心躍ったが、読みかけの本や図書館で借りている本もまだ残っているので、今回は買わずに我慢した。

 

家に帰ると、子供たちのズボンの裾からポロポロと桃色の球が溢れでた。キューズモールに到着した際に遊んだ桜ボックスでの落とし忘れである。客引きのイベントだろう、透明ボックスに作り物の桜の木が立っており、その周りに溢れんばかりの花びらが敷き詰められていた。娘は花びらの海に何度もダイブしていた。

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少し肌寒かったが、春気分を満喫できた一日だった。気候の良いうちに、たくさん家族でお出掛けしたい。