いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

もはやすっかりホーム

また上司に救われる形となった。

 

以前も打診があった「筋悪案件」へのアサインを、また首の皮一枚で避けられたのである。一度は、上司によって守られたが、やはりまだ人手が足りていない状況らしく、組織長から再度、追加人員の要請があったようなのだ。

 

上司はしぶしぶそれを受け入れ、私にもアサインを覚悟するように伝えてきてくれた。本来であれば、現在プロジェクトに関与していない私なんて、まっさきに差し出されてしかるべき存在とも言えるので、しょうがないなと、私も今回ばかりは覚悟を決めていた。

 

しかし、急転直下、今朝上司からチャットがあり、またアサインを間逃れたと伝えられた。理由としては、私が現在、上司の下でマネージャー所掌の提案活動に関与しており、そのため「筋悪案件」にアサインされたとしても週の半分程度しか関与できないことから、別の候補者たちが優先されたようなのだ。

 

つまりは、提案活動へアサインしてくれた上司のおかげである。さらに今後におけるアサインの可能性を下げるためにも、もう一件の提案活動へも追加アサインしてくれるとのことであった。悪評高い「筋悪案件」に入るくらいなら、そちらの方が100倍良い。今後に向けた予防線まで張ってくれた上司に感謝である。

 

ちなみに、今日は5月の中途入社者の歓迎会ランチもあった。恩のあるその上司はもちろん、チーム内のメンバーともだいぶ打ち解け、すっかり居心地の良いホームになっている。新しい仲間も、違ったバックボーンをもった誠実な方のようだったので、これから良い関係が築けそうな手応えがある。

 

それにしても、入社してわずか1年の私が、チームにおいて中心的存在となれていることを考えると、やっぱりコンサル業界は出入りが激しい所である。とはいえ、とても居心地の良い上司とチームに恵まれたことについては、素直に感謝するべきであろう。

 

出社は正直億劫だが、たまには対面で上司や仲間たちとコミュニケーションを取るのも楽しいものだ。今日のことでモチベーションも上がったので、明日からもまた、上司や仲間に貢献できるよう、頑張りたい。