いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

表情は心情の鏡

人の表情はその人の心情をよく表していると思う。

 

今日は雨天模様のため終日家で過ごしていたので、子供たちふたりを些細に観察していて、そのようなことを改めて実感した。

 

彼女らの表情を見ていると、まるでマンガにおける雲みたいな吹き出しが見えてくるようだ。どんなふうに感じているのか、何を考えているのかが手に取るようにわかる。

 

大人においては、そのような心情を隠す手立てをそれまでの人生である程度は身につけているだろうが、とはいうものの、このように些細に観察してさえいればある程度は心情が掴めるものではないかと思った。

 

そして、もしそうなんだとすれば、私はよく人から不機嫌なのかと訊かれることが多いので、普段からそのような心情を抱えていることが多いのだろう。もちろん瞼も一重で、無愛想な顔の造形のせい、というのもあるのだろうが、心持ちも表情として表れているに違いない。

 

そんなことを、子供たちの丸裸な表情を眺めながらに思うに至った。前職のときは「何を考えているかわからない」と言われたことがあったが、きっと現職でもそんな風に私は周りから見えているのかもしれない。

 

気をつけようとは思うのだけど、なかなかコントロールが難しい領域なので手こずりそうだ。接客を伴う仕事なので、少なくとも客前では気をつけなければ。