いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

かわいいワタシ

娘は最近自分の「かわいい」を追求している。

 

カチューシャを付けては「これ、わたし、かわいくない?」と仕事中にも見せてくるし、「これもどう?かわいいよね?」と同意を求めてくる。

 

表情やポーズも一丁前に研究している。カメラを向けると顔の角度や表情、手の向きまでをセルフプロデュースするし、髪型にもこだわって、毎回必ず髪を耳にかけて整えるようにしている。

 

今日もお風呂あがりにスマホを手渡すと、カメラを自分に向けては何度も自撮りをして、ちゃんと可愛いくあれていることを自らで確認していた。

 

娘はもうすぐで6歳なのだが、こんなに小さい頃から早くも自分の可愛さの追求をはじめるのかと、少しばかり驚かされてしまった。これが思春期にまでなるとさらに長い時間、鏡の前で自分の顔を見つめているのではないかと心配になってしまうほどだ。

 

とはいえ、それが女の子の正常な発育なのであろう。可愛い自分を確認することで自己肯定感も深まり、何に対しても自信を持てるようになるのかもしれない。

 

それに、たしかに研究の成果は出ており、ここのところの娘の写真写りは格段に良くなった。親の色眼鏡はあるとは思うのだが、客観的に見てもなかなか自分の特徴を押さえた最良の表情を作り上げていると思う。

 

そういう意味では、素材は良いが写真写りに少しばかり難のあるママよりは、一歩リードをしているかも。