いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

脱・結婚詐欺への道

仕事から帰ってくると、昨日は家族3人でランニングに出かけた。

 

前日の同期会にて、夏に向け健康的に身体を引き締めている面々を見たことで、私も妻も「痩せよう」と決心したのだ。

 

私は大学院時代まではとても痩せていた。

 

若い頃はサッカーに打ち込んでいたこともあり、食べても食べても太らなかった。サッカーを辞めた大学からは、不摂生な生活のせいで一時期太ったこともあったのだが、その後再びフットサルを始めたことで、会社入社時には痩せ型の体躯を取り戻していた。

 

そんな私がまだスマートな時代に妻とは出会った。その後の私は、スポーツもろくにしないくせに、妻が作るおいしい料理だけは貪欲に食べ続け、ついには生涯で到達しないであろうと高を括っていた60kg前半という領域にまで、体重が達してしまったのだった。

 

身長は172cmなので、なんだ標準体型じゃないか、と思われる方もいらしゃるかもしれない。しかしその肉の付き方がとにかく残念なのだ。筋肉もついていない貧相な痩せ型に、ただただ肉がついただけ。中年の象徴“ぽっこりお腹”も、しっかりと身体の真ん中に有している。

 

結婚後にそんな身体へと変貌を遂げた私に対して、妻は「結婚詐欺」だとよく口にする。私が恋したあなたはどこにいってしまったの、と寂しそうな眼差しを向けてくるのだ。

 

そう言われるたびに、私は「痩せる」宣言をした。そして筋トレやランニングを始めてみるものの、典型的三日坊主で終わってしまうのだった。


そんな私だったが、今回ばかりは「痩せる」に向けて強い味方を手に入れた。そう妻と娘の協力だ。

 

妻は最近とても体重を気にしている。私から見ると全く分からないのだが、どうやら1、2キロ体重が増えたそうだ。そして今年の夏は娘のプールデビュー等も計画しているため、なんとしてでも夏までに痩せたい、恥ずかしげなく水着を着られるようにしておきたい、と思っているらしい。

 

そんなことで昨日、私は妻と一緒にランニングに出かけた。私と妻はランニングウェアに身を包み、娘を自転車に乗せ走りに行ったのだ。

 

近所の河川敷に走れるところがあるので、家から河川敷までと、河川敷から家までの行き帰りを私が走り(その間、妻は娘を乗せた自転車で並走)、安全な河川敷では妻が走った(そこでは交代して私が自転車)。

 

距離にすると私が4km弱、妻が2km弱というところだった。走りはじめにしてはちょうどよいだろう。健康的な取り組みをしている、なにより痩せるための第一歩を踏み出したのだ。そんな充実感がとても気持ちよかった。

 

家に帰り着くと、予約設定していたお風呂がしっかりと溜まっており、すぐに家族三人で入浴することができた。しばらくはこんなスタイルで走りに行こう、お風呂につかりながら私と妻は満足げに語り合った。

 

そういうことで、しばらく家族ランニングを続けてみたいと思う。目標は夏までに私は50kg台を取り戻すこと、妻は自分が納得いく体重にまで戻すこと。

 

走りに行く条件は、私が仕事から定時で帰ってきて、特別な用事がなく、天気も家族の体調も良いとき。

 

これから夏に向けては夕方も明るくなるので走りやすいだろう。どんどん走って、ばんばん痩せて、夏までに夫婦共に目標を達成したいなと思っている。

 

さて、今週で言うと・・・

 

火:私が飲み会(×)
水:妻がママ友と外出(×)
木:残業確実(×)
金:私が組合の集会(△)

 

・・・あれ?