いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

夏休み最終日

昨日は日中と夕方で違った過ごし方をすることができた。

 

日中は「ATCあそびマーレ」というところに行ってきた。乗り物やアスレチック、ブロック、ボールプールなど、子供用の遊具が多数置かれている室内遊園地だ。
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何度でも入退場可能ということで、行く前は一日中ここで過ごすと豪語していたのだが、結局は3時間あまりの滞在にとどまった。私と妻が早い段階で疲れ果ててしまったのだ。

 

また娘の方も、あまりに興奮しすぎて途中からハイな状態になっていた。いつもの昼寝の時間を過ぎても、遊び回って全然寝ようとしなかったのである。

 

さすがにそろそろ危ないと思い、試しに抱っこひもへと入れ、施設から離れてみたら、ものの数分で眠りに落ちた。やはり体力的には限界が来ていたのであろう。

 

結局、娘はそのまま家に帰り着いた後も眠り続け、合計3時間あまり眠ることとなった。遊んだ分の時間をまるまる眠ったわけである。

 

さて、そのように娘が眠った夕方は、久しぶりに妻と二人で映画を観て過ごした。作品はAmazonプライムから『永い言い訳』をチョイスした。

 

不倫中に妻を交通事故で亡くした夫の話。その夫が永い時間をかけて妻の死と向き合い、再生していくまでを描いた作品だ。

 

深い感動があるというわけではないが、観ながら「家族を大切にしたい」という思いが自然と沸き上がってくる映画だった。

 

妻とは映画を観ながらいろいろな感想を言い合った。そして結論的に口にしたのは、「やっぱり、どちらかが先に死んじゃうのはいろいろと寂しくて面倒だから、死ぬなら家族一緒に死にたいね。」という、普段から言い合っている願望の言葉だった。

 

災害であれ、事故であれ、事件であれ。妻が、娘が、先に死んで自分だけ残されるなんて、改めて想像してみても恐ろしくて堪らない。また、その逆の思いを彼女らにさせることも同様だ。

 

家族みんなで過ごせる時間を、できる限り永く持てますように。良好な家庭を築いている人であれば、誰もが望むことなのではないだろうか。

 

さて、本日は夏休み最終日である。

 

アクティブに動き回るのは昨日までにして、今日は明日からの仕事開始に備え、家の中で英気を養うつもりだ。


思い返せば10日間の夏休みはあっという間だった。写真や動画を見返しながら、今日はそれらの思い出に浸ってみようと思う。