いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ハウルの動く城

ハウルの動く城』のBlu-rayが届いた。
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お家での週末を少しでも楽しいものにしようと、先週に購入手配していたものだ。家族で楽しめる映画を買おうと妻と話し、久々に観たいと思ってハウルに決めた。

 

因みにジブリ映画はどれも好きだが、これまでには『風立ちぬ』のBlu-rayを持っていた。パッケージのテイストが統一されているので、コレクター心を擽られる。

 

到着までに一週間以上待ったということもあり、配達されるとすぐに開封し観はじめた。改めて観ても映像が綺麗で、細部の動きを目で追うのが楽しい映画だ。娘も初見なのだが、カブの人形を前から持たせていたので、彼が登場すると嬉しそうにしていた。

 

個性豊かなキャラたちが魅力的で、それらのやりとりを見ているだけで飽きなかった。物語は戦争が絡み複雑な部分もあるのだが、見る側に解釈の余地が残されているところも、私にとってはこの映画の好きなところだ。

 

また、特典映像で宮崎監督が語っていたことが印象的だった。この映画ではハウルが何をやっているのかがわかりづらいがそれはなぜか、と問われたときの回答だ。

 

この映画の主人公はあくまでソフィーで、一般的に妻というものは旦那が外に働きにでて何をやっているかは知らないし、興味も持っていない。だからこそハウルがやっていることについての説明は大胆にカットした、と。

 

なるほどなと思った。それによりわかりづらい点も多々あるのだが、一方で、ソフィー目線での一途な愛が、ストーリーに一本の軸を通していてわかりやすい。

 

今回観返して改めて好きな映画だなと思った。娘も気に入ったようなので、しばらくは繰り返し観るだろう。