いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

いい夫婦の日

昨日はいい夫婦の日だった。

 

職場の後輩女子は会社を休んで婚姻届を提出に行っていた。芸能ニュースでもいくつかの入籍の知らせを目にした。このダジャレじみた冗談のような記念日も、なかなかに市民権を得てきているようだ。

 

私たち夫婦はと言うと、娘を寝かしつけた後にささやかなるふたりの時間を過ごした。ただ会社帰りに妻が喜びそうなお菓子を買って帰ったので、それを食べながらリビングに寝そべり、一緒に映画を観た。

 

本当は久しぶりにゲームをしようという話だったのだが、久しぶりに『モンスターハンター』のデスクを入れると自動アップデートが始まり、プレイまでに1時間程待つ必要があった。その待ち時間に映画を観ていたのだが、途中からそちらに熱中してしまったというわけだ。

 

ただ中途半端なことに、物語が面白くなってきそうなところで、寝ぼけ眼をこすりながらに娘が寝室から歩いてきた。私たちは後ろ髪をひかれながらも後片付けをして、家族三人で寝室の布団に入った。

 

結局はあまりふたりだけの時間は持てなかったけれど、いくつかの楽しい会話も交わせたし、お菓子も美味しかった。穏やかで暖かい時間を過ごすことができた。

 

近いうちに映画の続きを観よう。そのときは残りのお菓子も食べながら、夫婦でいい時間の続きを過ごそう。