いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

すべり台がやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ!

娘はすべり台が大好きだ。そんな娘の家にすべり台が届いたら、娘はどんな反応をするだろう。

 

その答えを昨日は見ることができた。誕生日プレゼントとしてアンパンマンすべり台を買ってあげたのだ。
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午前中、大きな宅配物が家に届くと、娘はそれだけでうきうきしだした。「あけて、あけて」と私のことをせかしてくる。

 

薄い段ボール壁を取り外すと、すべり台が描かれたパッケージが見えてきた。「しゅー?、しゅー?」と、これはもしかしてすべり台では?と私に再三確認してくる。

 

そうだよ、と私が応えると娘は大興奮。跳び跳ね、その喜びを全身で表現していた。

 

その後、私は数十分ですべり台を組み立てた。途中、娘が気になって私の作業を何度も見に来たのだが、そんな娘をなんとか制し、正しく組み立てることができた。(折りたためるよう、部品の取り付けには少し気をつける必要があったのだ)

 

すべり台が完成すると、娘は嬉しそうに遊びだした。すべり台に備え付けられたジャングルジムも、くぐって、のぼって、すぐに遊び方を心得たようだった。

 

「ぱぱ、しゅーして」

 

昨日一日で、私はその言葉を何度耳にしたかわからない。娘はひとりで滑るだけでは飽き足りないようで、なぜだか私と交互に滑りたがったのだ。

 

パパが滑って、自分が滑る。滑り終わると「しゅー、した」といって何度もその場で飛び跳ねる。そんなルーティーンがいつのまにか形成されていった。

 

私はすべり台に体重を乗せないよう注意しながら(体重制限は25kg)すべり台を滑る真似をした。飽きることなく繰り返す娘に付き合うのは正直とても疲れたが、楽しそうに遊ぶ娘の顔が見られて嬉しかった。

 

ちなみに、他の誕生日プレゼントとしては、私の実家からは12冊の絵本セットを。妻の実家からは手作りの布絵本と、おままごと用の立派なキッチン台(なんとこれも手作り!)をいただいた。

 

どれも娘は大変喜んでいた。今回の誕生日で娘はたくさんの遊び道具を手に入れられて、さぞほくほくだろう。

 

最近、家の中での遊びのバリエーションに限界を感じはじめていた頃だったので、私たちとしても一安心することができた。

 

「ぱぱ、しゅーして」

 

しかし、これで私たちが手離しで楽ができるかと言うと、そうではない。今日も朝からすべり台に誘われた。

 

今日は果たして何度滑ることになるだろう。腰を浮かせて滑るというのは、なかなかに身体にくる作業なのだ。

 

我が家の『すべり台エキササイズ』はこのようにして生まれた。もしも痩せたら一儲けしよう。