いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

はじまりの朝

謹賀新年。ただ我が家では相変わらず、のんびりとした休日を過ごしている。

 

昨夜はカウントダウンを待たずに眠りながらに年を越した。娘だけ先に寝かしつけ、妻と2人で年を越す作戦だったのだが、寝かしつけの最中に私も寝てしまった。

 

朝ひとり起きると、リビングで読書をした。

 

しばらくするとドアの開く音。振り返ると、娘が寝ぼけながらにこちらへと駆けてきた。抱っこすると、私の胸の中で再び眠りに入る。よくある朝の光景だ。

 

しばしそのままの体勢で過ごし、頃合いの時間になったので寝室に妻を迎えに行く。休日の妻は、私のお迎えをベッドで待っている。しかし今日はまだ寝たりなかったらしく、30分後に再び迎えに来るようお願いされた。

 

仕方がないので私は食卓で娘と食パンを食べた。妻が起きたらおせち料理もあるので、少しだけに留めておく。娘は牛乳を何杯も飲み、パンの耳だけを好んで食べる。

 

いい一年のはじまりに思えた。

いつもと変わらない穏やかな朝だ。

 

今年もゆったりとした日々を過ごしていこう。そしてその大切な日常を、できる限りここに書き記していこう。