いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

しつけの一歩

昨日は娘の2歳半歯科検診があった。

 

妻が連れて行ってくれたのだが、検診自体には問題はなかったようだ。しかし、家に帰ってきてからの妻の表情は暗かった。

 

聞くと、検診中に娘が言うことを聞かずに大変だったらしい。ふざけていた近くの男の子に触発され、終始落ち着かない行動をとっていたようだ。

 

周りに同年齢の子ども達がいたからこそ、妻は娘とその他の子達を客観的に比較でき、その落ち着きのなさに危機感を抱いたとのことだ。

 

そんな話を妻としている最中も、夕食中だというのに娘は席を離れ、口をもぐもぐさせながらオモチャで遊びはじめていた。これはちゃんと躾をしなければならない。私も改めてその必要性を痛感させられた。

 

そんなわけで、まずはご飯を最後まで椅子に座って食べさせることから、はじめることにした。

 

娘を食卓に呼び戻し、自分の椅子に座らせる。ご飯を口に入れ、またすぐに遊びに行こうとする娘の身体を抑えつけた。もがき、抜け出そうとする娘の抵抗をはねのけていると、娘はついに泣きはじめてしまった。

 

しかし心を鬼にして椅子に座らせる。その後も私がなんとか対応していたのだが、妻から言わせるとまだ甘さが残っていたようで、途中から妻とその役目を変わった。

 

妻は言うことを聞かないようならお仕置き部屋(真っ暗な部屋)に連れて行くそぶりも見せつつ、うまく娘に言うことを聞かせていた。そしてついに、席に座ったまま娘は完食することができたのである。

 

まずは第一歩。そして次はこれを続けていくことだ。

 

私も娘に対して甘々な態度をとっていたことにおおいに反省した。娘が将来困らないよう、メリハリのつけ方を教えてあげたいなと思う。

 

娘も最初はツラかろうが、私だってツラい。それでも、これは今のうちにやっておくべきことに違いない。